人生の積み残し [アート]
台風が来た日 [アート]
台風が来た日
小荷物が届きました
2年前、癌を告知された友人からでした
中身は、彼が書いた本
死を意識して必死に書いた本でした
涙が出ました
長時間の手術に耐え
癌の恐怖と闘いながら仕上げた本
私は今、正座してその本を読んでいます
彼の強靭な精神力を
身体全体で受け止めています
あとがきで、彼は次のように書いています
「手術とその後の先の読めない
闘病生活が予想される中、
論考の作成を、
残された人生の最優先とすることを決意しました」
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「この二年間は、〜中略〜
ある意味では人生の中で最も満ち足りた時間でした」
さらに、こうも続けています
「次の目標はいよいよ、薬師寺東塔模型の完成です
これも時間のかかる作業ですが、
西ノ京をゆったりと散策つもりで、
楽しみながら作業に取り組みます」
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彼は、苦しみの中でさえ前を向いています
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涙の朝 [アート]
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その青空の下には
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新たに生まれた不幸せがある
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家が潰され、土石流で故郷が流され
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家人の場所もわからない
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また、そんな不幸せがうまれた
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青空が青いだけに
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青さが透明感にみちているだけに
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不幸せが痛ましく目の中に飛び込んでくる
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今朝は、涙の朝
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台風で散乱していたものを片付けていたら
ブログの更新が今になってしまった。
竜巻で向こうの家の屋根が吹っ飛んだ。
朝から大騒ぎだ。
畑の野菜はグチャグチャ。
隣の花も全滅に近い。
暑くて、悔しくて、ふらふら。
人間は自然に勝てない。
今日の暑さは、大袈裟に言えば、
「何の恵みももたらさない暑さ」
「困っている人を、ひたすらイジメ抜く暑さ」だ。
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深呼吸してまっすぐに [アート]
するどき青きもの地面に生え、
凍れる冬をつらぬきて、
そのみどり葉光る朝の空路に、
なみだたれ、
なみだをたれ、
いまはや懺悔をはれる肩の上より、
けぶれる竹の根はひろごり、
するどき青きもの地面に生え。
願い事 [アート]
大事なこと [アート]
風景と感性 [アート]
あなたがある風景を見て美しいと思うのは
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そこに美しい風景があるからではありません
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あなたが、その風景を美しいと思ったから
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美しい風景があるのです
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風景があなたを包むのではなく
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あなたの感性が風景を認めているのです
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あなたの風景は
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あなたがどう感じているかで決まるのです
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今朝は頭の中に言葉がない
本を読んでも 人と話をしても
新しい言葉が生まれて来ない
言葉についての御託は いくらでも言えるけど
新しい言葉が生まれて来ないんだから 話にならない
こんな時は ぼんやりと音楽でも聴くしかないんだ
あなたのオリジナル [アート]
茹で卵は
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あなたのお好みの茹で加減でいいのです
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あの人の半熟
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この子の固さ
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もうそんなことを考えるのはやめましょう
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あなたのお好みの茹で加減で
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あなたの味を喜んでもらうのです
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あなたはあなたなんだから
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あなたの茹で方でいいんです
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大事なのはあなたのやり方
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あなたのオリジナル
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中野重治 「歌」
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穏やかな暮らし [アート]
心も体も、より楽に愉快になりたい。
柔らかくて強い心と
強くて柔らかい身体を持ちたい。
突き抜けるような青空を見ながら、
ふっとそう思った。
本当の気持ち [アート]
幸せとは何か?
それは、大切な人と一緒にいること
それは、美味しいものを、人生に感謝しながらいただくこと
それは、今日の深い眠りのために
今という充実した時間を過ごせること
今日も頑張るよ
頑張ろうね
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